慶應義塾大学医学部|(世界初)抗老化候補物質NMNを、ヒトに安全に投与できることが確認された

慶應義塾大学医学部内科学(腎臓・内分泌・代謝)教室の伊藤裕教授、眼科学教室の坪田一男教授、薬理学教室の安井正人教授、生理学教室の岡野栄之教授らと、米国ワシントン大学医学部の今井眞一郎教授らの研究グループは、抗老化候補物質として期待されるNicotinamide mononucleotide(ニコチンアミド・モノヌクレオチド、以下NMN)が、健康なヒトに安全に投与可能であることを、世界で初めて明らかにしました。

これまで動物を用いた研究では、NMNの投与によって、さまざまな臓器に存在するNicotinamide Adenine Dinucleotido(ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド、以下NAD)という物質量が増加し、加齢に伴い生じる疾病が抑えられることが明らかになっていました。しかしヒトにおいては、NMNの投与がどのような影響を与えるか、詳しく分かっていませんでした。

本研究グループは、2016年から健康な男性10人を対象に、NMNがヒトに安全に投与できるかを調べる臨床研究を行い、NMNが健康なヒトに①安全に投与可能であること、②投与した量に応じて体内で代謝されていること、を確認しました。

慶應義塾大学医学部

プレスリリース全文(PDF)

このプレスリリースによって、NMNが①安全に投与可能であること、②投与した量に応じて体内で代謝されていること、が確認されました。
これによって、また様々なNMNのサプリメントが多く登場することを期待しましょう。

NMNは老化を食い止める初めての物質で、既にマウスによる実験では組織内部の活性化レベルが上がり、老化防止に成功しています。
これから私たちにおいても、このNMNが若返りの薬と言われるように、平均寿命はさらに延びて100歳に到達するのではないかと考えられています。

健康な状態で長生きできる。
そんなことが今、現実になろうとしています。