「若返りの薬」と言われているNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は値段が下降傾向に

人生100年時代と言われる現代、人間の寿命はさらに伸びることが予想されています。
その鍵を握るのが「若返りの薬」と言われているNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)です。

実際には薬ではなく、サプリメントなので健康食品ですが、今後さらに研究が進めば健康寿命を伸ばすためのNMN薬のようなものが登場するかもしれません。

サプリメントにしても薬にしても、健康寿命を伸ばし若さを維持できるのであれば、早いうちから飲み始めたいものです。
しかしながら、現状はまだ万人の手に届く価格の商品はほとんどありません。

NMNサプリメントの市場価格は今後下がっていく

今は非常に高額なサプリメントであるNMNは、高いものだと月15万円ほどという製品も出回っています。
しかし、2020年か2021年あたりには、NMNサプリメント市場が急拡大するのではないかと考えています。

最近になってようやく注目されてきているNMNですが、これからもっとNMNサプリメントを飲み始める人が増えて、口コミや体感がたくさん出てくることになります。
つまり今後は、NMNを摂取した人の実体験に基づく情報がたくさん出てくるようになるはずです。

話題性が高まると需要も高まり、原料メーカーの増産、製造メーカーの乱立、市場競争が加速することで間違いなくNMNの原料価格は下落していきます。
そうすれば一ヶ月で何十万も掛かってしまうNMNが、家族みんなで気軽に飲めるような価格帯に入ってくるはずです。

この1〜2年でNMNの市場価格は目紛しく変わっていくことでしょう。

NMNサプリメントの販売会社「NOMON株式会社」の傾向

最近、帝人グループのNOMONがNMN製品を大きく値下げしました。

(旧価格)¥150,000(税込) → (新価格)¥62,640(税込)

これには驚きました。
一気に半額以下になって非常にお買い得になりました。

価格改定の理由は、
「NOMONはこの1年をかけてNMNを安定供給できる体制を整え、より多くの方にNMNをお召し上がりいただけるように価格改定を行いました。」
とのことです。

もしかするとNMN製品が売れ始めて、ある程度の生産ボリュームになったことで原価率を落とすことができたのではないか?と調べてみたところ、それほど売れている傾向は見られませんでした。
企業情報も調べてみましたが、2億円の赤字という厳しい現状のようです。
NOMON株式会社 第2期決算公告 ー 官報決算データベース

しかし、この赤字が製造に関わる仕入れにも読み取れるので、NMN製品の大量生産に入った可能性もあります。
今後の動きにも期待できそうです。

NMNを当たり前に飲めるような時代へ

2020年〜2021年がNMN元年と言われる年になるのではないでしょうか。

多くのメーカーからNMN関連製品が発売され、市場価格が下落し、誰もが気軽に飲める価格帯になれば、NMNは間違いなくサプリメント市場で大ヒットすることでしょう。

これまではセレブなどが愛飲しているというイメージがあり、値段を見てもとても庶民が手を出せるような価格帯ではありませんでした。

しかし、海外では既に安いNMN製品を購入することができますし、前述したようにNOMON株式会社のNMN製品も大きく値下がりしてきました。

誰もが気軽にNMNを飲めるようになり、健康寿命が伸びて若々しく元気なシニアで溢れている未来は、もうすぐそこにあるのかもしれません。

これからNMNの認知がよりいっそう広まり、手頃な価格で安心・安全なNMN製品が市場にたくさん登場することを期待していきましょう。